新元号「令和」を考えた

本日新元号「令和」が発表されました。

まず、最初にお断りしておきますが、私は右翼ではありません。天皇崇拝者でもありませんから。

「令和」を最初に見た時の印象は、例の「美しい国」を意識し、国民を和合させるのに、今以上の沢山の法令をあみ出し、強制的に偽りの和を作り出す、為政者の意図を感じたのです。それでも思い直し、漢字の成り立ち、意味を調べて考えました。それからすると、冠を付けた人が民を多く集めて跪かせ、平和にして行く(和合して行く)時代。となるでしょうか。かなりこじ付け的で無理がありそうですが、そう考えないと「令」を美しいとする意味より、「させる、命令す

る」などの強制的恐ろしさを拭い去れません。

元号を用いるのは、天皇が空間と時間をも支配するとの表現がネットにありました。

私は少なくとも象徴天皇になられてからは、天皇が存命の間、或いは在位の間、国民と時間を共有するの意味と考えます。昭和では昭和天皇とその時代を共有し、平成では今上天皇と平成時代の30年を、令和では、皇太子殿下が天皇を継承してから、令和時代を共有し私達と共に生きて行くと考えています。ですので、令和の「令」は、象徴天皇であり政治には関わらないが、そのお姿から発揮される威徳、和やかさ、優しさ、寛容さに、日本の為政者、国民、他国家、他民族問わず、敬意を抱き、戦いを止めて、跪くように、常に平和に向かって和して行く時代になる、と考えたいと思います。

そうなる様に祈ります。

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